スマイル〜本物の笑顔〜




「ねぇ・・・名前・・・」



気がついたら、私はそう言っていた。



「ふぁ・・・はひ?(なに?)」



羨ましい




多分、そう思ったんだろう。



幸せそうに、モノを食べているところが




「名前なんて言うの?」



私は、手に持っているお茶を投げて、キャッチして、を繰り返しながら赤髪に問いかけた




「・・・ゴクッ・・・俺は、青山裕太(アオヤマユウタ)17歳!」



と、言ってもう一度サンドイッチにかぶりついた。



が、




「ゴホッ!!・・・ゲホッ!お、・・・ゲホッ!・・・おちゃ・・・」




私は手に持っていたお茶を青山君に渡した。




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