光をくれた年下系王子様
プロローグ
今の彼氏とは一年半つきあってる。
私より3つ年上…。出会いはナンパだった。
最初はよかった……。
でもいまは………
「いやっ!卓っ。もうやめてっ…」
毎日うける彼氏からの暴力…。
「あぁっ?!誰そんな口聞いてるんだよ!!」
「ごめっ…なさいっ……」
逆らえない…。
誰か助けて……
「謝ったら許してもらえると思ってんのか?!」
卓が手をあげようとしたとき…
「やっ…」
よけてしまった。
「てめっ」
私は逃げた。
真冬の夜をジャンバーも着ずに靴も履かずに。
そんなとき出逢ったのは……
私に光をくれた年下系王子様。