誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
蝶「土方さん、一体なにが始まるんでしょうね?」

土「さあな?」

そして私たちは庭へと降りる。

沙「夏の宵の宴へようこそ。今宵見る夢は夢であって夢で無い物。あなた方は、一体どんなものを見ますか?」

そういってにっこりと微笑む。

沖「夏の宵の宴?」

総司が不思議そうに呟く。

近「沙織、それは一体何なんだ?」

沙「それは今宵しか行われない宴。あなた方が見たいものを映し出す宴。」

そういって沙織はふわっと舞い始める。

すると当たりに淡い黄色の光がともる。

一「この時期にホタルか?」

原「いや、違うぞ。これは・・・」

するとそれぞれの元に光が集まる。

沙「さあ。朝まで開かれる夏の宵の宴をお楽しみ下さい。」

沙織がそういった瞬間俺はふっと意識が遠のくのを感じた。
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