誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
蝶「皆さん、それぞれ素敵な夏の宵の宴を楽しんだんですね。」

土「ああ、そうだな。」

そして俺は腕の中の蝶を見つめる。

あの頃より随分と綺麗になった蝶。

だけど、思いはあの頃のままの蝶。

そんな蝶に俺は思わず微笑みがこぼれる。

蝶「素敵な一夜でしたね。」

土「ああ、そうだな。」

俺らはそのまま寄り添ったまま他の奴らの話を聞いていた。





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