誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
土「なにがだ?」
原「俺らはいつ死んでもおかしくねえ人間だ。そんな中で愛しい女に傍にいてほしいっていうことだよ。もしかしたら、置いていくことになっちまうじゃねえか。」
すこし頼りなさげに眉を下げる。
土「そんなもん不安に決まってるじゃねえか。」
原「え?」
驚いたようにこちらを見る。
土「俺らは蝶や沙織に出会う以前からこの道を歩んできたよな?」
原「ああ。」
土「だが俺はこの道を歩んだことを後悔したことなんざ一度もねえよ。たとえ未来に何があってもな」
俺は少し息を吐いて続ける。
土「過去は変えられねえ。未来はわからねえ。そんなもんを嘆く暇があったらてめえが愛した女を幸せにすることを考えろ。」
そう言うと原田は楽しげに笑い出した。
原「そうだな。土方さんらしい答えだな。」
土「そいうか?」
原「ああ。蝶が惚れる理由もわかるぜ。」
土「なにふざけたこと言ってやがんだよ。さあ。行くぞ」
そう言って俺らは部屋を出る。
原「俺らはいつ死んでもおかしくねえ人間だ。そんな中で愛しい女に傍にいてほしいっていうことだよ。もしかしたら、置いていくことになっちまうじゃねえか。」
すこし頼りなさげに眉を下げる。
土「そんなもん不安に決まってるじゃねえか。」
原「え?」
驚いたようにこちらを見る。
土「俺らは蝶や沙織に出会う以前からこの道を歩んできたよな?」
原「ああ。」
土「だが俺はこの道を歩んだことを後悔したことなんざ一度もねえよ。たとえ未来に何があってもな」
俺は少し息を吐いて続ける。
土「過去は変えられねえ。未来はわからねえ。そんなもんを嘆く暇があったらてめえが愛した女を幸せにすることを考えろ。」
そう言うと原田は楽しげに笑い出した。
原「そうだな。土方さんらしい答えだな。」
土「そいうか?」
原「ああ。蝶が惚れる理由もわかるぜ。」
土「なにふざけたこと言ってやがんだよ。さあ。行くぞ」
そう言って俺らは部屋を出る。