誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
俺は稽古を付けた後沙織の部屋に向かおうとすると龍王が阻む。
土「おい、そこをどきやがれ。俺は今から蝶の様子を見に行くんだ。」
龍「いいや。やめとけ。なにもかわっちゃいねえよ。」
土「そんなの見なきゃわからねえだろうが!!!」
龍「落ちつけ土方。お前が蝶ちゃんの傍に行ったってなにも変わらねえ。蝶ちゃんを助けられるのは沙織しかいねえんだよ。」
土「っ・・・くっそ!!」
俺はどうしようもない苛立ちを抱えたまま部屋にもどる。
そして、そのまま時は過ぎ朝が来た。
「ああ、もう朝か。」
俺はゆっくりと立ち上がり顔を洗いに行く。
そしてちらりと沙織の部屋に目をやるがなにも変わった気配はない。
原「よう。土方さん。早いな。」
土「原田。お前こそ早いじゃねえか。」
原「まあな。少し眠れなくてな。さっき平助と総司と斉藤もいたぜ。稽古をつけるみたいだ。」
土「そうか。」
不安なのはみんな同じなのだろう。
土「原田。夜の巡察は今日は俺も同行する。」
すこし驚いた顔をしたが原田は静かに頷く。
土「おい、そこをどきやがれ。俺は今から蝶の様子を見に行くんだ。」
龍「いいや。やめとけ。なにもかわっちゃいねえよ。」
土「そんなの見なきゃわからねえだろうが!!!」
龍「落ちつけ土方。お前が蝶ちゃんの傍に行ったってなにも変わらねえ。蝶ちゃんを助けられるのは沙織しかいねえんだよ。」
土「っ・・・くっそ!!」
俺はどうしようもない苛立ちを抱えたまま部屋にもどる。
そして、そのまま時は過ぎ朝が来た。
「ああ、もう朝か。」
俺はゆっくりと立ち上がり顔を洗いに行く。
そしてちらりと沙織の部屋に目をやるがなにも変わった気配はない。
原「よう。土方さん。早いな。」
土「原田。お前こそ早いじゃねえか。」
原「まあな。少し眠れなくてな。さっき平助と総司と斉藤もいたぜ。稽古をつけるみたいだ。」
土「そうか。」
不安なのはみんな同じなのだろう。
土「原田。夜の巡察は今日は俺も同行する。」
すこし驚いた顔をしたが原田は静かに頷く。