誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
そして俺はそっと指先で蝶の瞳に残り涙を拭う。
「ったく、なんでお前はそうやって我慢しかしねえんだよ」
「だ、だって・・・・」
すこしうつむく。
「だってなんだ?」
「わがままなんて言えるわけないですよ。あんなに頑張ってる土方さんに。」
すこし口をとがらせる。
俺は心地いい膝から起き上がる。
「なにいってやがるんだよ。俺にはお前より優先しなきゃならねえもんなんてねえんだよ。前も言っただろう?」
その言葉に顔をさらに染める蝶。
「思ってることをなんでも言ってくれねえと俺はわかんねえ男なんだよ。頼むから隠すな。」
「はい・・・。」
「それと。」
「それとなんですか?」
「お前はもう少しわががまになりやがれ。ちっとも俺にわがまま言わねえじゃねえか。」
たまにはこいつのわがままをかなえてやりいたいと思っても何も言わないからどうしたらいいのかわからない。
「だ、だって・・・・」
「だってじゃねえよ。それとも俺じゃ頼りねえか?」
「なっ!ち、違います!!!!」
慌てて首を左右に振る。
「ったく、なんでお前はそうやって我慢しかしねえんだよ」
「だ、だって・・・・」
すこしうつむく。
「だってなんだ?」
「わがままなんて言えるわけないですよ。あんなに頑張ってる土方さんに。」
すこし口をとがらせる。
俺は心地いい膝から起き上がる。
「なにいってやがるんだよ。俺にはお前より優先しなきゃならねえもんなんてねえんだよ。前も言っただろう?」
その言葉に顔をさらに染める蝶。
「思ってることをなんでも言ってくれねえと俺はわかんねえ男なんだよ。頼むから隠すな。」
「はい・・・。」
「それと。」
「それとなんですか?」
「お前はもう少しわががまになりやがれ。ちっとも俺にわがまま言わねえじゃねえか。」
たまにはこいつのわがままをかなえてやりいたいと思っても何も言わないからどうしたらいいのかわからない。
「だ、だって・・・・」
「だってじゃねえよ。それとも俺じゃ頼りねえか?」
「なっ!ち、違います!!!!」
慌てて首を左右に振る。