誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
そして会場に向かう。

平「おっ!!土方さんいつにもまして男前じゃん!!」

土「うるせえよ。」

俺は苦笑いで答える。

近「それにしてもあの歳がなあ・・・・」

土「なに涙目になってやがるんだよ近藤さん。」

新「おい!!主役の登場だぞ!!!」

新八の言葉に一斉にみんながそちらを向く。

すると白無垢に包まれた蝶とその手を引く沙織がいた。

蝶は目隠しをされており周りが見えていないようだった。

蝶「え?みんないるの?」

見えないせいか状況がわからない様子だ。

すると沙織がそっと俺に手招きをする。

俺は蝶の傍による。

沙「さあ、歳三。蝶の手を取って。」

土「ああ。」

蝶「え!土方さんがいるの?」

沙「さあ、式の始まりよ。」

そう言ってさっと蝶の目隠しを取る。
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