誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
蝶「え!?土方さんその恰好・・・え?!わ、私もこの恰好って・・・」

蝶はわけがわかないのか慌てている。

土「ああ。蝶、白無垢よく似合ってる。」

蝶「土方さん・・・?」

不安げにこちらを見つめる蝶。

土「みんなのまえでも土方じゃなくて歳三って呼べっていってるだろう?これからお前も土方になるんだからな。」

蝶「それって・・・・・」

土「ああ。ちゃんとした夫婦になろう。俺と祝言をあげてくれねえか?」

はらはらと蝶の目から涙があふれる。

蝶「本当に、私なんかでいいんですか?」

土「ああ。俺はお前意外の女なんて考えられねえくらい蝶に惚れてるんだよ。だから、これから俺と生きてくれねえか?」

蝶「っはい!!!」

新「二人ともおめでとおおおおおおおお!!!」

平「俺、すげえ感動したよいま。」

一「これが、愛の形の完成というものなのだな。」

沖「あーあ。ついに二人とも祝言をあげちゃうのかあ。」

近「まるで娘と息子が同時に居なくなるみたいだな・・・・」

原「おい、近藤さん。鼻水垂れてるぜ。」

沙「さあ、二人とも!!続けましょ?」

沙織の言葉で式は続けられた。

< 160 / 178 >

この作品をシェア

pagetop