誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
蝶「ふふ。呼ばれてますよ?歳三さん。」

歳「ああ。だけど、もう少しだけお前を独り占めしていたいからまだいかねえよ。」

その言葉に頬を染める蝶。

蝶「もうっ!!こんな時まで歳三さんは・・・」

歳「蝶。綺麗だ。」

蝶「歳三さんもとても素敵です。」

お互いに微笑みあう。

ここからまた新しい未来がはじまるのだろう。

歳「蝶。これからもずっとお前を愛することを誓う。だから、俺から離れるんじゃねぞ?」

蝶「当り前です!!」

はらはらと舞う桜はより一層蝶を引き立たせる。

きっと、俺はいつまでも蝶と幸せな時間を築いていくのだろう。

明日も、その先もずっと。

蝶「歳三さん。愛しています。」

歳「ああ、俺もお前に負けないくらい愛しているよ。」


そして俺らはそっと口づけを交わす。

永遠の誓いを込めた口づけを。










~fin~
< 165 / 178 >

この作品をシェア

pagetop