誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
そして粥を食べ終ると薬を差し出される。
そのまま薬を飲み、床にまた横たわる。
「じゃあなにかあったらこの鈴を鳴らしてくださいね。」
そういって蝶は綺麗な鈴を渡す。
「ああ。わかった。」
俺は受け取り目を閉じる。
蝶が出ていく気配がする。
「ふう・・・・」
息を吐くと少し楽になる。
そしてうとうとと眠りに落ちる。
そのまま夢に落ちようとしていると外から騒がしい声が聞こえる。
「へえ。土方さん具合悪いんだ。」
この声は間違いなく総司だ。
「勘弁してくれよ・・・・」
こんな具合が悪いときに総司の相手なんてさせられた日にはさらに熱が上がっちまう。
「沖田さん、駄目ですよ。土方さんやっと眠ってくれたところなんですから!!」
蝶が一生懸命に総司を止める。
「だってせっかくの機会じゃないかすこしくらい平気だって!!」
襖の陰から総司が少しどころじゃないいたずらをしようとしているのがわかる。
仕方がねえ。止めるか。
俺が起き上がろうとするともう一つの影が現れる。
「総司。寂しいのはわかるけど今日はやめなさい。」
沙織がどうやら諭しているようだ。
そのまま薬を飲み、床にまた横たわる。
「じゃあなにかあったらこの鈴を鳴らしてくださいね。」
そういって蝶は綺麗な鈴を渡す。
「ああ。わかった。」
俺は受け取り目を閉じる。
蝶が出ていく気配がする。
「ふう・・・・」
息を吐くと少し楽になる。
そしてうとうとと眠りに落ちる。
そのまま夢に落ちようとしていると外から騒がしい声が聞こえる。
「へえ。土方さん具合悪いんだ。」
この声は間違いなく総司だ。
「勘弁してくれよ・・・・」
こんな具合が悪いときに総司の相手なんてさせられた日にはさらに熱が上がっちまう。
「沖田さん、駄目ですよ。土方さんやっと眠ってくれたところなんですから!!」
蝶が一生懸命に総司を止める。
「だってせっかくの機会じゃないかすこしくらい平気だって!!」
襖の陰から総司が少しどころじゃないいたずらをしようとしているのがわかる。
仕方がねえ。止めるか。
俺が起き上がろうとするともう一つの影が現れる。
「総司。寂しいのはわかるけど今日はやめなさい。」
沙織がどうやら諭しているようだ。