誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
「なっ!そ、そんなこと思ってません////」

「冗談だよ。さあ、もう夜も遅い眠るぞ。」

そして有無を言わさず抱きかかえ同じ布団に入る。

「もう、こういうところは本当に昔から変わらないんだから。」

そういいながらも少し嬉しそうに微笑む。

「今夜はきっといい夢がみれるな」

「どうしてですか?」

「お前が近くにいるからだよ。」

「私も、今夜は土方さんが傍にいてくれるからきっと素敵な夢が見られる気がします。」

無邪気な微笑み。

ああ、俺がお前に良い夢をみさせてやるよ。

「おやすみ。蝶。」

「おやすみなさい。土方さん。」

そうして俺らは眠りにつく。


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