誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
「沙織、こんな夜更けに何やってるんだ?」
庭に立ち月を見上げている沙織に声をかける。
「土方さんからの頼まれごとよ。」
「ああ。」
そして沙織は鈴を振る。
シャンシャン
あたりを優しく鈴の音が包む。
「きっと、この鈴が彼らを導いてくれるはずよ。」
そう言って沙織はにっこりとほほ笑んだ。
「今日は先に寝てて?私が寝たらこの夢は壊れてしまうから。」
「じゃあ俺もお前に付き合うぜ?」
「だけど左之助さん今日夜の巡察で疲れてるじゃない。」
すこし心配そうにこちらを見つめる。
「ばあか。お前が傍に居れば疲れなんか吹き飛ぶんだよ。」
「本当に、左之助さんはそうやって恥ずかしいことすぐに言うんだから///」
「恥ずかしいことじゃねえよ。事実だよ。」
そして沙織に近づく。
「綺麗な満月だな。」
「うん。きっと、いまごろ蝶たちは出会えてるんじゃないかしら?」
そっと二人で夜空を見つめる。
庭に立ち月を見上げている沙織に声をかける。
「土方さんからの頼まれごとよ。」
「ああ。」
そして沙織は鈴を振る。
シャンシャン
あたりを優しく鈴の音が包む。
「きっと、この鈴が彼らを導いてくれるはずよ。」
そう言って沙織はにっこりとほほ笑んだ。
「今日は先に寝てて?私が寝たらこの夢は壊れてしまうから。」
「じゃあ俺もお前に付き合うぜ?」
「だけど左之助さん今日夜の巡察で疲れてるじゃない。」
すこし心配そうにこちらを見つめる。
「ばあか。お前が傍に居れば疲れなんか吹き飛ぶんだよ。」
「本当に、左之助さんはそうやって恥ずかしいことすぐに言うんだから///」
「恥ずかしいことじゃねえよ。事実だよ。」
そして沙織に近づく。
「綺麗な満月だな。」
「うん。きっと、いまごろ蝶たちは出会えてるんじゃないかしら?」
そっと二人で夜空を見つめる。