誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
「総司と新八から?」
「はい。」
こくんと頷く。
きっと蝶はなにもやましいことなどないからいとも簡単に真実を告げてくるんだろう。
「はあ・・・・」
「どうしたんですか?」
すこし心配そうな瞳でこちらを見つめてくる。
「いや、なんでもねえよ。」
あいつらも俺が忙しいことをいいことに。
すこしのいら立ちが芽生え始めた。
すると誰かが通りかかる。
「あれ、土方さん今日はいるんですか?」
沖田が楽しそうににやにやとこちらを見てくる。
「あたりめえだろ。ここは俺と蝶の部屋なんだからな。」
「へえ。あ、そうだ。蝶ちゃんこの後空いてる?」
「え?この後は特に予定はないですけど・・・」
「じゃあ僕らと紅葉を・・・」
「いや、蝶はこの後俺と出かける。」
総司の言葉を遮り気が付くと俺は言葉を発していた。
「でも、土方さん仕事なんじゃないの?」
総司は不思議そうにつぶやく。
「いや、今終わった。」
本当は全然終わってなどいないのだが
蝶をほかの男と何処かへ行かせたくなかった。
「はい。」
こくんと頷く。
きっと蝶はなにもやましいことなどないからいとも簡単に真実を告げてくるんだろう。
「はあ・・・・」
「どうしたんですか?」
すこし心配そうな瞳でこちらを見つめてくる。
「いや、なんでもねえよ。」
あいつらも俺が忙しいことをいいことに。
すこしのいら立ちが芽生え始めた。
すると誰かが通りかかる。
「あれ、土方さん今日はいるんですか?」
沖田が楽しそうににやにやとこちらを見てくる。
「あたりめえだろ。ここは俺と蝶の部屋なんだからな。」
「へえ。あ、そうだ。蝶ちゃんこの後空いてる?」
「え?この後は特に予定はないですけど・・・」
「じゃあ僕らと紅葉を・・・」
「いや、蝶はこの後俺と出かける。」
総司の言葉を遮り気が付くと俺は言葉を発していた。
「でも、土方さん仕事なんじゃないの?」
総司は不思議そうにつぶやく。
「いや、今終わった。」
本当は全然終わってなどいないのだが
蝶をほかの男と何処かへ行かせたくなかった。