誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
そんな二人をよそに沙織がそっと近づく。

沙「一口いただいてもいい?」

土「ああ。」

沙織は俺のおひたしを口にするとびっくりした瞳になる。

沙「これお砂糖かかってる・・・・」

土「砂糖!?」

沙「うん。どうしてかしら?私がこれ食べるわね。今新しいの持ってくるから。」

そう言って沙織は俺のおひたしを持っていく。

沖「沙織ちゃん。土方さん疲れてるんだから甘いもの取らせた方がいいんじゃない?」

そう言っていたずらに微笑む。

土「おい、総司。てめえ俺のおひたしに砂糖かけたのか?」

沖「いやだな土方さん。かけたんじゃなくてふりかけたんだよ。」

土「同じことじゃねえかよ!!どんな悪質ないたずらだよてめえ!!」

原「まあまあ。少し落ち着けよ土方さん。」

土「くっそ。」

俺は座る。

その間もそうじは上機嫌に味噌汁を飲む。
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