誠の紅桜に止まる蝶~土方目線~
蝶「えっ?じゃあ癒しの力で今すぐ治さ・・・」

土「いや、山崎がついてるから大丈夫だ。」

俺は口早に蝶の言葉を遮る。

蝶「あ、それなら・・・・」

原「なあ?今日は桃の節句だろ?二人ともなにか食いたいもんとかねえのか?」

沙「え?左之助さん今日が桃の節句ってしってたの?」

原「あたりめえだろ?」

そう言って頭を撫でる。

蝶「ふふ。土方さんもご存じだったんですか?」

土「ああ。それに、なんだか楽しそうな歌声も聞こえてきたしな。」

蝶「えっ!?」

驚いて目を見開き、それから顔を真っ赤にさせる。

そんな姿を見て抱きしめたくなったが、原田たちがいるからぐっとこらえる。

土「お前はなにが食いたい?」

蝶「逆にお二人はなにが食べたいですか?」

原「俺らか?俺らは・・・うまいもんが食いてえな。」

蝶「だったら今日は私たちが二人で作ります!!」

沙「うん!!そうしよ!!じゃあ早速作りにいこ!!」

そういって二人は楽しそうに台所へ向かった。
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