私の居場所=君の居場所 【上】

「あぁ、泣いちゃった?」
「ごめんねぇ~泣かせるつもりはなかったんだけどぉ」
「つか泣かれても困るんですけど~」

怖い、悔しい、辛い

私はその場から逃げた。全力で…
気づけば家だった。

そして何よりこんな屈辱を味わった事のない私は
この瞬間「人なんて信用しちゃいけない」「友達なんていらない」

そんな風に思った。

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その日から私はなるべく
人との関わりを持たないように接してきた

今日もそう、関わりたくない、話かけないで。
そんなふうに心の中で祈っていた

上原あやか
R高1年B組
性格はハッキリ言って
暗い。補足すると
ネガティブで被害妄想激しい
地味子。

中学の卒業式までは今の性格とは真逆で
顔はそこそこいいほうだと思う
モデルのスカウトもされたことだってあった。
クラスでも結構目立ってた



…でも卒業式の日のこともあって
高校から雰囲気も変え、
目立ちたくないから伊達めがねに
三つ編とゆぅいかにもダサ子って感じの
格好で高校生活を送っている…

それが普通だった…

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