恋して、年上彼氏~会社員の彼~



…………―


授業も帰りのホームルームも終わって私は帰りの準備をしていた。

「中原………」


顔を上げると、目の前に男子の制服が見えた。


私は顔を見るためにもっと上を向いた。


「あ、ジェシー………」


慣れないな………呼び捨て……


「俺、部活の見学に行きたいんだけど………どれがどこでやってるか分かんないんだ………」
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