恋して、年上彼氏~会社員の彼~

健said




俺の携帯がないのに気づいたのは、既に自宅がある赤坂に着いてからだった。


やべぇ………


たぶんさっきの駅だな…………


仕事用の電話で掛けてみるか……

「…………」


―ガチャ…―


[………はい]


この声は………


「えっと……その声は……中原さんだよね??」


[はい…………そうです。]


待合室だな…………


< 27 / 155 >

この作品をシェア

pagetop