恋して、年上彼氏~会社員の彼~


聞こえねぇ………


「あるわよ!!!!!!!」


「ひぃーーーーー!!!!!!!!み、三脇先輩!!!俺、自分のデスクに戻ります!!!!!!」


―ガチャンッ―


永山は早乙女の形相を恐れて部屋(俺のデスク)から出ていった。


「私、初めて健くんにあった時から好きだったのに………」


そう言いながら早乙女美奈子はジリジリと俺に近づいてくる。


俺は窓に背中がぶつかるまで早乙女美奈子から逃げた。


「どうして、わかってくれないの?たくさんの男と遊んであなたにやきもち妬かせようとしたのに………全然ダメだったわ………」


こえぇ…………

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