青空の下で
「いい?......がきたら......するのよ...」



「.....だよね?......おーけい」



「まじで.....ムカつく...を.........したくせに」


おっと、くだらない事考えてたら知らない間に教室の前まで来てた。



全然気づかなかった。



...このドアを開けたら、地獄がはじまる。



正直なこと言ったら、こんなとこ行きたくない。



嫌だ。



今から殴られたり、蹴られたりすると思うと吐き気がする。



だけど、逃げるのはもっと嫌だ。



こんなんじゃ、遠い遠い世界にいる君にあわせる顔がない。



だから、今日も私はこの地獄のドアを開ける。








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