ハスキーボイスで酔わせて


その時、背後から春樹さんがいきなりぎゅっと抱きしめてきた。


「…なぁ、花火ばっか見ないでたまには俺も見てよ」



拗ねたような口ぶりに胸がキュンと締め付けられる。


「春樹さんも一緒に見ましょ?///」

「俺は花火より彩を見ていてぇの…////」



抱きつく腕がほんの少し強くなった。


普段は甘える側の私に春樹さんが甘えてくると、
いつも以上に胸のドキドキが激しくなる。



可愛い、春樹さん////


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