ハスキーボイスで酔わせて


二重まぶたの切れ長な瞳にジッと見つめられ、
身体中の体温が一気に上昇する。


自然と呼吸が荒くなりいてもたってもいられなくなった私は…。



「は、るきさん…もう…、我慢できない…です、んっ///」



顔を赤くしながら悩ましげな表情でそう呟くと、
春樹さんは実に愉快そうに口端を上げながら笑った。


「我慢って?」

「だから、その…///」

「どうして欲しいかちゃんと言わねぇと、ラクにしてやんねぇぞ?」



互いの顔が近距離に近寄り、あと数センチで唇が重なろうとした時、



ーーピンポーン!


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