ハスキーボイスで酔わせて
私の顔を見つめながらニッと笑う表情に、
顔が一気に赤くなった。
「ま、今回は俺が原因みたいなもんだからな。今度からはしっかりと勉強に精進しなさい」
「最後の言葉、お父さんみたいで何か嫌です…」
ぶすくれながら言うと、はははと笑った春樹さん。
「赤点取らなかったご褒美だよ」
その時、ちゅと軽く頬にキスをくれる。
「じゃ…今度テスト頑張ったら…、何のご褒美くれますか?///」
ぎゅっと抱きつき上目遣いで春樹さんを見上げると、
そりゃ…もちろんと今度は唇に熱いキスをくれた。