想い。
高1の秋。
学校は秋休みに入って
正直辞めようかなっていう気持ちでいっぱいだった…。
ママにも辞めたいことを話して秋休み前もちょこちょこ学校に行かなかった。
友達からたくさんメールきたし、必要としてる子もいてくれた。
でも、あれだけ仲良かっためぐは連絡もなければ他から聞いた話、私を邪魔だと思っているらしいと
女ってさ、上辺だけの関係多いから気をつけてたのにな~。
でも、私には夢があった。
夢を追ってこの高校に入ったのに
自分で決めた道なのに…
すごく悩んで、誰にも相談出来なくていっぱいいっぱいだった時
携帯が鳴った―。
知らない番号からで出てみたら祥だった。
「おっす、元気か?」
…え?なんで?
戸惑いを隠せなくて声も出なくて出たのは涙だった。
「みひろ、ごめんな?俺じゃ、お前のこと幸せにできないと思った…だからわざと音信不通にしたんだ。今は拓弥がいるから…大丈夫だよな?」
「…幸せにできないから別れるの?別れる方が辛いよ。付き合ってたら何があっても幸せだった。大丈夫じゃない。別れてから何も大丈夫じゃない…。」
自分が何言ってるか
わからない。
だけど、祥はちゃんと私のコトバたちを受け止めてくれた――。