初恋は不思議な国で
次の日。
その日は絶好のピクニック日和!
というほど快晴の青空でした。
おっと?
俊也の家を掃除しているセリア。
あー、あれはちゃんと許可をもらってやっているのでしょうかね?
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「あぁぁ、嫌だわ・・・
ここにも虫がいます・・・」
セリアは一人で虫と戦っている。
服はとりあえず俊也のものを借りて、
とりあえず短パン小僧のようになっているセリア。
でもやっぱり姫らしさは残っちゃってますね。
「えいっ、えいっ!!」
ほうきでバシバシとゴキブリをたたいていくセリア。
セリアの通った先は塵一つ残りません。
なぜなら、セリアはずっと花嫁修業を行っていたからです。
もちろん、自主的ではなく王の命令ですが。