初恋は不思議な国で




「あ、はい・・・」



セリアはそう答えた。









その時、時計は10:00を指していた。























~セリアside~


10:00.



俊也が市場に出かけてしまって、セリアはすることがなかった。


「はぁ・・・

何をしましょう・・・」


そう言った時だった。








ガサガサっ。


明らかに、セリアの背後の草で音がなっているのだ。



「ま、魔物・・・!?」




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