初恋は不思議な国で






やっと最近聞き慣れてきたその声。


思い出せた・・・















そうだ。アイツは俺を愛してくれた。








俺はもう涙を流さなかった。





ガァンッ!







鈍い金属音。



でもそれはそいつが俺を殴った音じゃなくて。









「もう、終わりにしようぜ」








そいつのバットを片手で俺が掴んだ音。


































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