初恋はレンタル彼氏
もう怖すぎて言葉が出ない…
「それから朝比奈とは一切関わらなかった。あいつから電話が来ることもなかったし…学校も休んでたしな、あいつ」
ああ、そうだったね。
体育祭の練習が始まってから、愛梨学校に来てなかったよね…
「このままなんもなければいいなって思ってたけど・・体育祭の日…お前ケガしただろ?」
「…うん」
「あれも多分朝比奈の仕業だよ。それは確証ないけど」
!
まだ治っていない手足のきずぐちが、ズキズキと痛んだ…
「だから俺は、お前に一人になるなって言ったんだ。朝比奈…あいつはなにすっかわかんねえから・・」
「・・・・」
そっか…
必要以上に玲が私を心配するのは、ちゃんとした理由があったんだ…
「朝比奈のことは、ずっとお前に言おうと思ったよ。でももしかしたら、あいつがどこかで聞いている気がして言えなかったんだ…」
「玲…」
そうだよね。
盗聴器見ちゃったらそうなるよね。
「これが真実。さっきも言ったけど、朝比奈のバイトを放棄したあの日から、朝比奈とはしゃべってないから…あいつが今なにを考えてんのかはわからない」
「そう…」
足が震える…
こわい…
「それから朝比奈とは一切関わらなかった。あいつから電話が来ることもなかったし…学校も休んでたしな、あいつ」
ああ、そうだったね。
体育祭の練習が始まってから、愛梨学校に来てなかったよね…
「このままなんもなければいいなって思ってたけど・・体育祭の日…お前ケガしただろ?」
「…うん」
「あれも多分朝比奈の仕業だよ。それは確証ないけど」
!
まだ治っていない手足のきずぐちが、ズキズキと痛んだ…
「だから俺は、お前に一人になるなって言ったんだ。朝比奈…あいつはなにすっかわかんねえから・・」
「・・・・」
そっか…
必要以上に玲が私を心配するのは、ちゃんとした理由があったんだ…
「朝比奈のことは、ずっとお前に言おうと思ったよ。でももしかしたら、あいつがどこかで聞いている気がして言えなかったんだ…」
「玲…」
そうだよね。
盗聴器見ちゃったらそうなるよね。
「これが真実。さっきも言ったけど、朝比奈のバイトを放棄したあの日から、朝比奈とはしゃべってないから…あいつが今なにを考えてんのかはわからない」
「そう…」
足が震える…
こわい…