初恋はレンタル彼氏
私が学校休んだの…変に思ったかな……


シチューをおたまでかき混ぜながら、考えるのはやっぱり漆原くんのこと…




ーー♪♪ー♪




すると、私の携帯が鳴る。


誰?

お母さんかな…



火を止め、携帯を開く。




【090********】


誰この番号?

知らないんだけど…


かかってきたのは、知らない番号からだった。


一瞬無視しようと思った私が…


もしかして…お母さんになにかあったのかな?


頭に浮かぶのは…最悪なシナリオばかり・・

私は心配になり、電話に出てみることにした。




「はい…」

『…俺』


!!


こ、この声…



「う、漆原くんっ!?」
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