見つけた。
その次の日から、廃墟に行っても、ソノはいなかった。




あたしは怖くなって、必死でソノをさがした。




けど、見つからなかった。



遊び相手がいなくなり、すごく辛くなったあたしは、廃墟の中でただひたすら泣いた。




どれくらい泣いたか、廃墟の前でパトカーの音がした。


あたしはそれで我に返り、廃墟の扉を開けると、警察に保護された。


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