やんきーwithお姫様
「ねぇ!!どうすんの!?」
「─────………」
「祐哉君!!」
「───……アイツ等ッ!!」
「え……?」
「逆恨みのために華歌を使うなんて…許せねぇ…!!」
「良哉君はどうするの?」
「まず華歌を助けねぇと!!」
「うん。行きましょ!!」
「良哉も…来んだろ…」
「え?なんか言った?」
「んでもねぇよ!!」
「ちょっと!!待ちなさいよ」
「おせーぞ!!」
「待ってよバカ!!本当にサイテーね!!」
「はァ!?………チッ!」
華歌アイツ大丈夫か?
昨日から暗い顔してたけどさ…
青龍のヤツ………!!
なんでよりによって華歌を……!!
「一応矢場杉のヤツにもメール送っといたから助け来んだろ。」
「意外とー…役に立つのね」
「ふざけんな!!オレ等のせいで華歌が傷付くなんてありえねーからな。」
「バーカ…」
「あ゙!?」
華歌お願い…!!
無事でいて……………
華歌が傷付くなんて私……嫌よ…!!
親友としてなにも出来ないなんて私ってバカね…
祐哉君の方が……何百倍も役に立ってる……
「オマエも気ィ付けろよ?!」
「え…………?!」
「青龍の体育館の窓割ってイッキに倉庫まで行くからな!!」
「なっ…何考えてるの!?」
「おしとやかにドアから入れるかよ!!」
「やっぱりバカね…」
「んだと!?」
「信じてあげる!」
「はァ!?」
「い…今は非常事態だからしょうがないでしょ!?」
「フッ…サンキュ!!」