やんきーwithお姫様
ドカッ!!!!!!!!!
倉庫内に響く無惨な音…
二人の顔にはたくさんの返り血……
ドスッ!!!!!!!!!!!
怖かった………だけどこれ以上やったら……
「わたしは…大丈夫ですから……もう…いいです…」
「でもコイツ等反省してねーぜ?」
「華歌が受けた恐怖を倍返しにする…。」
「どんな風に言ったって喧嘩は喧嘩…せっかく助けてくれたのに悪者にはしたくありませんから…」
「だけど華歌お前!!」
「だから…!!」
「───…………?」
「帰りましょう…?」
「お…おぅ!!…行くか!!」
「そうだな……」
「良哉君……」
「…………ん?」
「ありがとうございました。」
「お前ほっとけないからさ…。」
「ごめんなさい…」
「謝んなよw」
ドキ……ッ……
「はい…!」
「怪我してなくてよかったよ…………。」
………………………
「祐哉君…」
「あ?」
「ありがとうございました。」
「お…おぅ…!!」
「華歌お前大丈夫か?」
「はい…。」
「そっか…なんつーかさ…華歌が無事でよかったよ。」
え………………
祐哉君………?
「さ、帰るか!!オレ等の学校に!!」
「はい………!」
「そうだな……。」
「そうね!!」
「うっしゃー疲れたー」
「お前ただ話してただけだろw」
「うっせーなーおれだって戦うときは戦うんだよバーカ!!」
「んだと!?宮斗のくせに!!」
「"くせに"は余計だっつーの!!」
「…………………。」
「美奈子…………?」
「え…………?な…何…?」
「大丈夫…?」
「うん…!!」
「そう……」