やんきーwithお姫様
新しい生活
認めてもらえたのかな…?
とりあえず…わたしたちはここにいていいみたいね。
「華歌、良かったわね!」
「えぇ。美奈子ありがと。」
「うぅん。お互い様よ!」
きっと…お母様も…
「───………?!」
ない…!!??
うそ…落とした……?
探さなきゃ…
アレが無いとわたし………
「───………っ!!」
「華歌!?」
「おいっ!!」
「アイツ…俺達が言った事聞いてたのか……?」
何処!?
どうしよう…………
あの…お母様から貰ったネックレス……
嫌…無くしたなんて……
バンっ!!
「いた…っ…!」
わたしが顔を上げるとそこには…ヤンキー達が…
シャラッ…
────え………?!
「これ……!!!」
わたしのネックレス…!!!
「んだよテメェ。」
「これわたしのなんですけど…。」
「テメェナメてんのか!?これは俺のだ。」
「返しなさいよ…!」
「あ゙?」
「───………っ」
「ざけんなよ!!」
──……殴られる……っ!!
嫌…っ…
バァンッ!!!!!!
「きゃ…………っ!!」
血…地面に飛び散った真っ赤な血…
わたし…殴られたんだ…痛みを感じない程痛い……
「大丈夫か…?!」
────え……っ?
「良哉…君……?」
「間に合ってよかった…。」
「あ…ありがとう…」
殴られたのはわたしじゃなくて…
よかった…
安心したら立てなくなって…
「────っ……!!」
足つった……?
「ほら、行くぞ…。」
「あの…先に行って…?」
「何言ってんだよさっきみたいになったらどうするんだ…?」
「わたし……」
歩けない…これ以上良哉君に迷惑かけれないし…
「…………ほら。」