涙桜
そして私たちは集まる。

新「聞いてくれ!!新しく剣道を教えてくれるコーチを紹介する!!」

原「おいおい。また変な先生じゃねえだろうな?」

新「当り前だ!って左之!頼むから学校では俺を敬え!!」

沖「無理な話だよねえ。」

その言葉にみんなが頷く。

新「くっそー!まずいい!すまねえ。入ってきてくれ!!」

するとカラッと扉があく。

瑞「・・・・・え・・・・?」

入ってきた人を見て私は声を漏らす。

新「新しいコーチの土方歳三君だ!ここのOBで今は大学生だ。」

沖「うわあ・・・・ここでかあ・・・・」

斎「うむ。世は不思議な世界だからな。」

やっと、出会えた。

私は涙が零れそうになるのをぐっとこらえる。

土「初めまして、って言ってもお前らとは初めてじゃねえな。みんな、久しぶりだな。」

原「土方さん!遅いぜ来るのが!!」

沖「本当にマイペースだよねえ。」

土「うるせえよ。これがジャストタイミングなんだよ。」

そう言って土方さんは苦笑いをこぼす。

斎「お久しぶりです副長。」

土「もう副長じゃねえよ。」

平「ほら、瑞樹お前もはなしかけろよ!!」

瑞「うん・・・」

私は土方さんに近づく。
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