変わった同居人
「……いつから?」
とりあえず上擦りながらも聞いてみる。
「んー…いつだろ?
いつの間にか目で追ってた。」
「へー…変なの。」
私なんか面白くも何ともないのに。
「最初はいっつも1人だなーとか思ってた。
でも……あー…あの時かな。意識したのって。」
思い出した様に1人納得している樫木。
「ペットショップの前でずっと居たの見かけた。」
……そんなことあったっけ?
「人違いじゃない?」