変わった同居人


「じゃーなー希!」


「またね、きーちゃん。」


「また明日、学校で。」




「うん。」




私達は手を振って別れた。


さて、今日やり残した用事しないとな。


まずは掃除機かけて…あ、晩御飯の用意もしないと。


昨日に買い出し済ませておいて良かった。


うん、窓拭きもしたい。




掃除機を片手にうんうんと計画を立てる。




「希、手伝おうか?」




淡島さんの髪はまだ少し濡れていた。




「…では、この掃除機を追いかけてくるタマと遊んで下さい。」




可愛いけど…掃除機は危ないから。困る。
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