変わった同居人


そうして日は暮れ


私達は手を繋いで家に帰った。


…散々樫木に冷やかされたが、スルーした。




「ただいま。」




そう言うと




「おかえり。」




淡島さんの返事が聞こえた。


いつもは逆なのに何だか新鮮だ。




「そう言えば…」




私はもう一つの疑問を思い出す。
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