ペーパースカイ【完結】
「あたしね、この人大好き!って思ったらすぐ相手に告っちゃうし、したいって言われたらうれしくって、エッチもすぐしちゃうんだ。
それでつきあい出しても、実は他にもつきあってる子がいたり、セフレがたくさんいたりして…。
結局、あたしが振られちゃうの。
一番目には絶対なれない。
二番目だったり三番目だったりするから、いっつも切り捨てられちゃうんだよね…」
本当は、一番、二番なんて、順番つけたりしない男の子に愛されたい。
あたしの事だけまっすぐに、愛してくれる人に出会いたい。
輪子にとっての陽司君みたいに。
陽司君にとっての輪子みたいに。
いつの間にかうつむいていた、あたしの前髪を輪子が優しくなでる。
「あたし…早く輪子と陽司君みたいに、ずっと仲良しでいられるカップルになりたいよぅ…」
それでつきあい出しても、実は他にもつきあってる子がいたり、セフレがたくさんいたりして…。
結局、あたしが振られちゃうの。
一番目には絶対なれない。
二番目だったり三番目だったりするから、いっつも切り捨てられちゃうんだよね…」
本当は、一番、二番なんて、順番つけたりしない男の子に愛されたい。
あたしの事だけまっすぐに、愛してくれる人に出会いたい。
輪子にとっての陽司君みたいに。
陽司君にとっての輪子みたいに。
いつの間にかうつむいていた、あたしの前髪を輪子が優しくなでる。
「あたし…早く輪子と陽司君みたいに、ずっと仲良しでいられるカップルになりたいよぅ…」