☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
わたしは手を合わせて、天国の美幸にお祈りした。



美幸、ごめんね・・・。


美幸は今頃、生まれてくるはずだったのにね・・・。


生まれてきたかったよね・・・。


この世界が見たかったよね・・・。


お母さんに会いたかったよね・・・。


わたしも美幸に会いたかったよ・・・。


すごく会いたかったよ・・・。


それなのに・・・、本当にごめんね・・・。





その夜、わたしは夢を見た。



わたしは暗闇の中でうずくまり、たった一人で泣いていた。


美幸に謝りながら、泣いていた。



すると上の方から光が現れて、その光がまっすぐわたしのところに降りてきた。


わたしは泣きながら顔を上げた。


わたしのすぐそばに、かわいい赤ちゃんが・・・、


美幸がいた・・・。



美幸は光のなかから、こちらを見つめている。


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