☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「妊娠してますね。早いうちに、産婦人科に行って下さい。」



わたしの不安は確信に変わった。




そんな・・・。


まさか妊娠するなんて・・・。



しかも初めてのセックスで、妊娠するなんて・・・。



かっちゃんと抱き合えた喜びは、一瞬のうちに後悔へと変わった。



あのとき、どうして避妊をしなかったんだろう・・・。


かっちゃんにコンドームをつけてもらえばよかったのに・・・。


どうして・・・、どうして・・・。




妊娠の事実。



その事実を受け止めるには、わたしはあまりに幼すぎた。



大人でもなく、子供でもない。


だがわたしの体は、すでに女になっていた。



それはかっちゃんも同じ。


かっちゃんの体も男になっていたのだ。


そしてセックスして、かっちゃんの精子がわたしの卵子と出会い、受精して、赤ちゃんができたのだ。
< 13 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop