☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
深い悲しみと絶望感、そして喪失感がわたしを襲う。


美幸は死んでしまったのに、わたしだけが生きている・・・。


わたしだけがこんなに楽しい思いをしている・・・。





涙が溢れ出し、頬を伝って流れ落ちた。


美幸は夢の中で泣かないでと、わたしに言った。


わたしの泣いている顔より、笑っている顔のほうが好きだと言ってくれた。


それでもやっぱり・・・、涙が溢れてしまう・・・。




「美里ちゃん・・・?」


となりにいた剛がびっくりして、わたしを見ている。


わたしの涙は止まらない。


ただただ溢れ、流れつづける。





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