☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
思いっきり泣いたあとは、どっと疲れが出てきた。


わたしはもう一度、剛の胸に顔をうずめ、それからそっと目を閉じた。


剛のぬくもりが体に伝わってきて、心地よかった。



なんて、あったかいんだろう・・・。


そう思っているうちに、わたしは眠りに落ちていった。





目が覚めたとき、日はだいぶ傾いていた。


すぐそばでは、剛が眠っている。


剛に赤ちゃんのことを話して、剛の胸で思いっきり泣いて、そのあとここで寝てしまったんだっけ・・・。


わたしはすぐそばで眠っている剛の寝顔を見た。


メガネが少しずれ落ちかかっている。




でもこれって考えてみたら、かなりやばいのかも・・・。


わたしはふと思った。


いくら兄妹みたいな関係でも、やっぱり男と女だし、こんなふうに二人で接近して寝るなんて・・・。


他の人が見たら、絶対恋人同士だと思うよね・・・。


幸い、誰も見てないけど・・・。



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