☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
3
新しい年が明けた。
わたしは、大晦日とお正月は両親とおじいちゃんとおばあちゃんの家で、ゆったりと過ごした。
お正月が過ぎて家に帰ると、まだやり終えていなかった冬休みの宿題をかたづけるため、しばらくの間、部屋にこもっていた。
ようやく宿題をすべて終わらせたときには、冬休みも終わりを告げ、いよいよ三学期が始まった。
一月は淡々と過ぎていき、やがて二月になった。
クラスメイトの女の子たちの話題はもっぱら、バレンタインデーに本命のチョコレートを誰あげるかだったが、わたしと梓はこの話題からは完全にはずれていた。
「ここの高校、いいやつばかりだけど、本命あげたくなるような男子はいないな。」
梓は言った。
「うん、そうだね。」
わたしも梓の意見に同感だった。
「美里はあげたい人はいる?たとえば別の高校の人とか?」
「いないかな・・・。」
わたしは答えた。
そう答えつつ、剛の顔が頭に浮かんでくるのを、わたしは必死に振り払った。
「まぁ、今年も本命なしで、お兄ちゃんとパパに家族サービスでチョコあげることになりそう。一体、わたしの運命の相手は、いつ現れてくれるのやら・・・。」
梓は大げさにため息をついた。
そっか・・・。
別に本命じゃなくったって、チョコレートをあげてもいいんだった。
わたしの胸に、再び剛の顔が浮かんできた。
梓が剛にチョコレートをあげるのだから、わたしだってもう一人の妹として、剛にあげてもいいはず・・・。
わたしは、大晦日とお正月は両親とおじいちゃんとおばあちゃんの家で、ゆったりと過ごした。
お正月が過ぎて家に帰ると、まだやり終えていなかった冬休みの宿題をかたづけるため、しばらくの間、部屋にこもっていた。
ようやく宿題をすべて終わらせたときには、冬休みも終わりを告げ、いよいよ三学期が始まった。
一月は淡々と過ぎていき、やがて二月になった。
クラスメイトの女の子たちの話題はもっぱら、バレンタインデーに本命のチョコレートを誰あげるかだったが、わたしと梓はこの話題からは完全にはずれていた。
「ここの高校、いいやつばかりだけど、本命あげたくなるような男子はいないな。」
梓は言った。
「うん、そうだね。」
わたしも梓の意見に同感だった。
「美里はあげたい人はいる?たとえば別の高校の人とか?」
「いないかな・・・。」
わたしは答えた。
そう答えつつ、剛の顔が頭に浮かんでくるのを、わたしは必死に振り払った。
「まぁ、今年も本命なしで、お兄ちゃんとパパに家族サービスでチョコあげることになりそう。一体、わたしの運命の相手は、いつ現れてくれるのやら・・・。」
梓は大げさにため息をついた。
そっか・・・。
別に本命じゃなくったって、チョコレートをあげてもいいんだった。
わたしの胸に、再び剛の顔が浮かんできた。
梓が剛にチョコレートをあげるのだから、わたしだってもう一人の妹として、剛にあげてもいいはず・・・。