☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
剛と一緒にいると、心があたたかくなる。


心を落ち着かせてくれる。


なんだろう、居心地がいいというのかな。


年がはなれていることも、気になったことはない。


剛といると、自然と笑顔になれる。


そして剛が笑顔になると、わたしも嬉しくなる。


お兄さんのようで、それでいてお兄さんのようではなかった。


一緒に過ごす時間が、いつもたまらなく愛おしかった。




そしてあのとき・・・、


赤ちゃんのことを打ち明けたとき・・・、剛はわたしの話を黙って聞いていてくれた。


誰よりもわたしの辛さや悲しみを理解してくれた。


そしてわたしの赤ちゃんのために泣いてくれた。


わたしがかっちゃんにしてほしかったことを、剛はしてくれたのだ・・・。




わたしの心は決まっていた。


剛は心から信頼できる人。


心から愛せる人・・・。


そして心から愛してくれる人・・・。


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