☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「内緒ってことは、もうしたんだ。まだしてなければ、してないってはっきり言うもんね!」


「もう、梓ったら・・・!」


「そのあとは?」


「・・・してないよ!」


「ねぇ、美里、」


梓は急に真顔になって言った。


「お兄ちゃんのこと、大切にしてあげてね。」


「うん、もちろんだよ。」


わたしはうなずいた。




新学期が始まり、わたしは高校二年生になった。


クラス替えがあったが、運よく梓とは今年も同じクラスになった。


麻里奈と孝雄とははなればなれになってしまったけど、由衣と晃司とは同じクラスになった。


担任の先生は、新しく女の先生になった。




高校二年生になって間もないある日のことだった。


わたしと梓は放課後、街へ行き、カフェでパフェを食べていた。


パフェを食べ終わって、椅子から立ち上がろうとしたとき、わたしの耳にとなりのテーブルから、こんな会話が聞こえてきた。


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