☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
風もないのに、チャイムがかすかに揺れて、きらきらとした音色が響いた。


きっと、美幸が鳴らしてくれたのだろう。






新しい年が明けた。


いよいよ高校時代最後の三学期が始まった。


大学受験は、もうすぐだ。


第一志望は、剛と同じ大学の医学部。


医学部のレベルは高いので、合格するのはかなりの難関だ。




ついに大学受験の日がやってきた。


気合いを入れて、受験会場へと向かう。


この数ヶ月間、ただひたすら夢と目標に向かって、勉強をがんばってきた。


やれるだけのことはやった。


あとは、結果がついてくるかどうかだ。



< 382 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop