☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
美幸の10回目の命日。
わたしは剛の部屋で、最後の文章を書き終えて、鉛筆を置き、ノートを閉じた。
ソファーに座って、本を読んでいた剛が顔を上げて、こちらを見る。
わたしは椅子から立ち上がり、テーブルからはなれると、ソファーのところに行き、剛のとなりに座った。
「剛、書き終えたよ。」
わたしは剛に言った。
「そうか、ついに完結したか!」
剛は手をたたいた。
剛にすすめられて、この小説を書き始めたのは、二年前。
大学の勉強の合間に、書きためてきた。
ときには辛くなって、書くのをやめようかと思うこともあった。
でもそのたびに、剛が励ましてくれたから、わたしは書きつづけることができた。
そして何よりも美幸のために、小説を書き上げようと思った。
わたしは剛の部屋で、最後の文章を書き終えて、鉛筆を置き、ノートを閉じた。
ソファーに座って、本を読んでいた剛が顔を上げて、こちらを見る。
わたしは椅子から立ち上がり、テーブルからはなれると、ソファーのところに行き、剛のとなりに座った。
「剛、書き終えたよ。」
わたしは剛に言った。
「そうか、ついに完結したか!」
剛は手をたたいた。
剛にすすめられて、この小説を書き始めたのは、二年前。
大学の勉強の合間に、書きためてきた。
ときには辛くなって、書くのをやめようかと思うこともあった。
でもそのたびに、剛が励ましてくれたから、わたしは書きつづけることができた。
そして何よりも美幸のために、小説を書き上げようと思った。