☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
赤ちゃんを失って、わたしの心の中には深い悲しみが横たわっている。


今はまだ「ごめんなさい」の言葉しか言えないけれど、いつか微笑んで、赤ちゃんに「ありがとう」と言える日が来るのかな。


赤ちゃんのためなら、いつかきっとできるはず・・・。


辛くても、悲しくても、そうできるようにならなくちゃいけないよね・・・。


あなたのために・・・。



お坊さんの言葉は、わたしの心を少しだけ安らかにしてくれた。





家に帰ってから、わたしはまっさきに自分の部屋に行った。


わたしはテーブルの上に飾っていた小さなお皿を手に取った。


そのお皿は、花模様の絵柄がついているとてもかわいいお皿だった。


前にかっちゃんと二人で買い物に出かけたときに、わたしがこのお皿をかわいいと言っているのを見て、かっちゃんがあとでわたしのために、こっそり自分のおこづかいで買ってくれたものだった。



わたしはそのお皿を窓辺に置き、赤ちゃんのためにお皿の上にキャンディーを供えた。


それから台所に行き、コップにミルクを注いだ。


わたしのおっぱいはあげられなかったけれど、天国の赤ちゃんがミルクを飲めるように・・・。


わたしは再び部屋に戻ると、ミルクをキャンディーのとなりに供えた。



二階の窓からは、空が見える。


だから天国の赤ちゃんにお供えするには、この場所がいいと思った。


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