☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
でも・・・、やっぱりかっちゃんが好きな気持ちのほうが強い。


もし断って、かっちゃんに嫌な顔をされたら・・・。


そんな不安が胸をよぎる。


それにやってみたら、そんなに大変なことじゃないかもしれない。


むしろすごく幸せなことなのかもしれない。


大好きなかっちゃんとなら、きっと・・・。


だから勇気を出して、うんと言ってみようかな・・・。




わたしのその決断が、その後どんなできごとをもたらすのか、そのときわたしは考えてもみなかったのだった。





日曜日、わたしはかっちゃんの家に行った。



家の中にはかっちゃんの他に誰もいない。


廊下を歩くかっちゃんとわたしの足音だけが、妙に大きく響く。


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